映画ネタバレ

【映画レビュー】天気の子はつまらない?モヤモヤしたところを挙げてみる。※ネタバレあり

映画感想 天気の子 モヤモヤしたポイント 考察してみる 【ネタバレあり】
ありちゃん
2019年夏公開!新海誠監督の話題作「天気の子」を見てきました。

ネタバレありのレビューです。 

こんにちは!鑑賞数月20本以上、映画大好きありちゃんです。

大ヒットとなった前作「君の名は。」から3年ぶりの新海誠監督の新作、天気の子。

2019年公開のアニメ映画では注目度No.1の作品ですよね。

今回のレビューは

天気の子を見たけどなんかモヤモヤが残っている人

ラストに納得がいっていない人

面白かったかつまらないかよくわからなかった人

に読んで欲しいなと思って書いてみました。

まだ見ていないから絶対にネタバレ読みたくない!って言う人はここで戻ってくださいね。

ネタバレありのあらすじ付きでお伝えしていきます。

天気の子 ネタバレありのあらすじ

2021年、田舎の離島から家出してきた帆高は東京に向かうフェリーでフリーライターの須賀に出会い、東京で何かあったら頼れと名刺をもらう。帆高が辿り着いた東京は異常気象で、雨が降り続く毎日だった。帆高は「東京で生きる」という決意を胸にネットカフェで寝泊まりするが、16歳で身分証明書もないため仕事が見つからない。警察に補導されそうになった穂高は逃げている途中に入り込んだ雑居ビルで拳銃を見つけて驚くが、おもちゃだと思い自分のカバンにしまい込んだ。

所持金が少なくなり、毎夜食事をファーストフードの飲み物1つですませる帆高。そんな帆高を見かねてアルバイトスタッフの少女、陽菜はハンバーガーをそっと渡す。これが帆高と陽菜の出会いだった。

帆高は須賀の事務所を訪ね、住み込み・食事付きで働かせてもらえることになる。仕事内容はオカルト系雑誌のライターや、須賀の雑用などたった。穂高は須賀のアシスタントの夏美と行動を共にして、巷で噂になっている「100%の晴れ女」について調査をする。

そんなある日、帆高は歓楽街で男たちに囲まれている少女を見かける。それは以前ハンバーガーを恵んでくれた陽菜だった。咄嗟に陽菜を助けて逃げようとする帆高は、男に追い詰められて拳銃を空に向けて発砲してしまう。雑居ビルまで逃げこむことができた2人だったが、拳銃を撃つなんておかしいと責められてしまう帆高。うつむく帆高に、陽菜はビルの屋上へついてくるように促す。

「ねえ、今から晴れるよ」

陽菜がそういって祈ると、雨雲がまたたく間に晴れ渡り、太陽の光に包まれた。100%の晴れ女とは陽菜のことだった。陽菜は18歳と自己紹介し、帆高と打ち解ける。

母を亡くして弟のと二人暮らしをしている陽菜と、家出少年の帆高はお金が必要だった。そこで、「晴れ女」をビジネスにすることを思いつく。お天気お届けしますというwebサイトを立ち上げるとたちまち依頼がくるようになった。

フリーマーケットや、結婚式、大規模な花火大会、亡くなったご主人の初盆を晴れにして欲しい老婦人などからの依頼をこなし、人の役に立てることが嬉しい陽菜。しかし力をつかうごとに陽菜の体は消耗しているようだった。晴れ女ビジネスを休業することにした陽菜。陽菜の誕生日が近いことを知ってプレゼントの指輪を準備する帆高。

最後の晴れの依頼は須賀からのものだった。病気がちの須賀の娘・萌花のために公園を晴れにしてあげ、帆高・陽菜・凪・夏美とともに楽しいひと時を過ごす。しかし、晴れ女について調査していた夏美は陽菜に「晴れ女の巫女は人柱になる運命だ」と伝えてしまう。

帰り道で陽菜に指輪を渡そうとする帆高。その時、陽菜の体が宙に浮かび、体の一部が透けてしまう。1年前の母の死の際に、あの廃ビルの屋上の祠で空と繋がり晴れ女の力を手に入れたと話す陽菜。

その頃帆高は両親から捜索願が出されており、発砲事件と繋がっていることも判明して警察から追われていた。陽菜の家や須賀の事務所にまで警察がたずねてきたため帆高・陽菜・凪の3人は行くあてもなく逃げ出し、東京の街を彷徨う。大雨が降り、真夏にも関わらず雪が降りだすような異常気象が起きていた。

やっと休息をとることができたホテルで、帆高は陽菜に指輪をプレゼントする。しかし陽菜は夏美から聞いた「人柱」の話を帆高に伝え、涙を流す。自分が犠牲になることで雨が止み本来の気候が取り戻されると説明する陽菜の話を信じたくない帆高はただ抱きしめることしかできなかった。

翌朝、目覚めると陽菜の姿が消えていた。雪は止み、久しぶりに晴れ間が広がっている東京。そこに警察がやってきて帆高は捕まってしまう。そこで陽菜が実は15歳であり、年齢を偽っていたことを知る。自分が一番年上という事実に情けなくなる帆高。陽菜の元へ行きたいと焦る帆高は警察から逃げ出し、陽菜が力を手に入れた廃ビルの屋上の祠を目指して走りだす。

辿り着いた廃ビルでは須賀が待ち構えており、帆高を説得しようとするが、拳銃を向ける帆高。警察も降りきって屋上へ向かい、強く祈ると上空へ舞い上がり、積乱雲を超えた上空の草原で眠る陽菜の姿を見つけた。自分が元に戻ると世界は再び異常気象に見舞われてしまうと言う陽菜に、「天気なんて狂ったままでいい」と叫ぶ帆高。2人は手を取り合って下界へと戻っていった。

帆高は警察に逮捕され、東京には再び雨が降り始めた。

それから3年の月日が経ち、東京は雨が降り続き街の大半が水没してしまっていた。3年間、実家で保護観察処分を受けていた帆高は高校を卒業して東京に再びやってくる。自分たちがあの時世界を変えてしまったのではないかと考える帆高だったが、高校生になった陽菜と再会し、「僕たちは大丈夫だ」と共に歩むことを決意する。

総合的な感想

ありちゃん的満足度……

最初に述べておくと、前作「君の名は。」も映画館で見ているのですがイマイチ派でした。

新海誠さんが描く世界の情景や、映像美のクオリティの高さは本当に素晴らしいと思います。私は現在自然が溢れる地方都市に住んでいるのですが、10代〜20代半ばまでの多感な時期を東京で過ごし、よく知っている風景が忠実に描かれていたので自分の頭の片隅にあった記憶が何度もフラッシュバックしてしまいました。雨の新宿駅付近やネットカフェ、繁華街のシーンを見て呼び起こされる思い出ってあまり美しいものではないのですが…(苦笑)

声優さんの演技もよかったです。主役の2人も自然だったし、夏美のシーンはどうしてもわー本田翼だ!って思ってしまったんだけど可愛かったからよし。

ストーリーも全体的に中だるみもなく途中でつまらなくて離脱しそうなんてこともなかったです。最後まで結末が気になってしっかり集中して見れる映画です。セリフや展開も難解でもないので、幅広い層で観れるのかな。

うん、一言でいえば「つまらなくはないし、悪くはない」

でも、「なんかな〜」っていうツッコミどころやモヤモヤした部分が多かったですね。

私がどんなところでモヤモヤしたかをちょっと思い出しながらまとめます。

(めちゃくちゃネタバレです)

モヤモヤしたところ①雨のシーンが多すぎ

これは、2013年の作品「言の葉の庭」の頃から新海誠監督の雨の描写は美しい、という評価が多くあがっているので強みというか見所の1つではあると思うんですが、全体的に、ほとんど暗いどんよりとした雨のシーンがずっと続いていたのが少し残念でした。言の葉の庭では「雨が降るとあの人に会える」というポジティブな位置付けだったのですが、天気の子の中では毎日雨なんて嫌だ、晴れて欲しい、と皆が願っている世界なんですよね。

「天気の子」というタイトルで、晴れにできる力を持っている女の子、という部分がキーであれば、もう少し、晴れの美しい風景の描写が欲しかったなぁ。晴れ女ビジネスのシーンや花火大会の夕陽の部分がもっとあっても良かったし、ラストをああ言う風に持っていったのはまあ仕方ないとして、最後は晴れていて欲しかったな、と思います。

モヤモヤしたところ②音楽がうるさい

RADWINPSさんの楽曲は決して悪くないんです。

ただ、君の名は。から続いて「ここで音楽聴いて!ドーン!」(須賀事務所での東京生活)

「ここ、感動することろ!ドーン!」(上空で帆高と陽菜が手を取り合うところ)

と言う感じで結構な音量で音楽が入ってくるのがうるさいなと思ってしまいましたね…

歌詞が結構はっきりしているタイプの楽曲なので、ガラッと空気を変えてしまうしキャラのセリフも被ると本当にいらないなと…

音量がもう少し小さめか、セリフのないごちゃごちゃしていないシーン(風景描写のみとか)で聴かせてくれたらいいのになと思っちゃいました。

モヤモヤしたところ③スポンサータイアップやスピンオフはほどほどに

最初から見てすぐに気がついたのが、スポンサー企業のサービスや実際の商品がやたら登場すること。リアルなので、出てくるたびに「おっ」と思っちゃいますよね。

確認できただけでも

・Yahoo!知恵袋を使う帆高

・サントリーの飲み物がずらり(プレミアムモルツ、伊右衛門、CCレモン)

・日清のカップヌードル、どん兵衛(ネットカフェのシーン)

・陽菜が作るポテトチップス、チキンラーメンのアレンジレシピ

私は気がつきませんでしたが、ソフトバンクのお父さん犬も出てたのだとか。

君の名は。に登場した主要人物もちゃんと役としてちらほら出てましたね。(1回しか見ていない私でも分かった!)

いや〜。なんだかな〜。

こういう○○を探せ!っていう企画とか、実際の商品とコラボしたキャンペーンとか、盛り上がる人たちもいるんでしょうけど、やり過ぎ。っていうのが純粋な感想

あまりにタイアップ、宣伝、スピンオフ小ネタ、が続くと映画の世界観から引き戻されてしまって興ざめしてしまいます。スピンオフもファンは嬉しいのだろうけど…「君の名は。」が良かったからこういうの好きでしょ?って押し付けられる感がちょっと微妙でしたね。これを面白いと思うかは分かれるところだと思います。

ていうかこれだけタイアップがついてコラボCMも大体的にしているけど、歓楽街の宣伝カーとか街並み、拳銃、犯罪行為、ラブホテル街とかわりとアンダーグラウンドな描写が出てくるのはいいのかな?ってちょっといらぬ心配をしてしまいました。

モヤモヤしたところ④終わり方はあれでいいの?

賛否が分かれるであろう、ラスト。

主人公の少年が、少女を助けて、世界も救って終わる、という爽快感ある展開で感動を呼んだのが君の名は。だったのですが、天気の子は違いました。

陽菜がいれば天気なんか狂ったままでいい、と世界よりも陽菜ただ1人を選ぶ帆高

そのために雨は永遠と振り続けて東京は大半が沈没してしまう。

最後に2人が再会して、「僕たちは大丈夫」というのだけど、あのまま雨が振り続けて東京はどうなっちゃうんだろうか?と、単純なツッコミ。大絶賛しているファンの方にちょっと聞いてみたいんだけど、君の名は。の瀧や三葉も同じ世界線で生活している設定なのにそっちの心配はしないんだろうか?笑

世界なんてどうだっていい、陽菜がいればいいという人間らしくて真っ直ぐな帆高のキャラはとってもいいと思うんだけど、

・陽菜がまた晴れ女の力を手に入れ、2人で力を合わせて世の中を照らす

というエンドだったらみんな幸せだし

・陽菜とは会えなくなってしまったけど世界に光が戻り、晴れのたびに陽菜のことを想う

というエンドだったら切ないけど希望があるし

・2人で生贄になって世の中を照らし、2人だけの世界で生きていく

または

・帆高がなんかめちゃくちゃ頑張って、陽菜も天気も元どおりになる

っていう終わりもありだったと思うんだけど

・世界を犠牲にして2人は幸せになり、雨が降り続く

これは「天気の子」としてアリなんだろうか?きっと、賛否が分かれるであろうことは深海監督もおっしゃられていたのでこの終わり方が重要だったのだろうけど、3年後の東京沈没は結構ショッキングだったので、ラストの描写というか解説はもう少し欲しかったなと思いました。

天気の子感想まとめ

素晴らしいクオリティに感激しつつも、なんとなくモヤモヤを残していった天気の子。

新海誠監督は「観客とのコミュニケーションが図りたかった」としてあえて賛否両論が巻き起こるようにしたみたいですね。こうして意見を言い合ったり、自分だったらどうするか?と考えさせることも狙いだと思うので、アレはないよなー。とぼやいてしまう私も話題の波に乗っけられているのだともいます。

DVDやTV放送されても多分見ないかもしれないけど、天気の子どうたった?という人がいたら「まぁ、好きな人は好きだし、悪くはないから一度見てみなよ〜」っていう微妙なすすめ方をすると思います。

以上、映画天気の子の感想でした。

▽ブログ村ランキング参加しています!▽

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

ブログ運営情報

-映画ネタバレ
-,

Copyright© ありよりのあり , 2020 All Rights Reserved.